50女のプライベート救出大作戦

仕事や家庭もあるけれど、プライベートも充実させていいよね?探求と開拓のブログ

家族の面倒を見る

ひとつ下の弟が入院したというので、この間お見舞いや彼の自宅にモノを取りに行って病院に届けたりなどということをやっています。

幸いにも病院が職場から比較的近い(その代わり実家からは遠い)ので、このようなことができますが、両親は父親が病気もちということもあり、コロナの新規感染者が続々と出る東京にはいかない方がよいということで、任されました。

今日は6つ下の弟もお見舞いに来ていました。ホントにこの人は偉いというか、我が家の中ではいちばんまともな常識のある人ですね。

ひとつ下の弟は、私とは子ども時代から青年期にかけて仲良くしていました。彼はカルチャーに詳しく、当時はサブカルやテクノなどが流行っていましたが、いろいろと面白いものを教えてくれました。中学生当時、クラスメイトからいじめにあったりして孤独だった私が生き抜けたのは、読書や音楽などの世界にどっぷりハマることが出来たからというのもありますが、このきょうだいの存在も大きかったのです。

そんなわけで、社会人になり家を出てからは会うこともなくなり会話もコミュニケーションも取っていませんでしたが、わたしにとっては大事な弟でした。

ところがこの弟は、頭脳はめちゃ良いのですが、生活力とコミュニケーション能力がとっても偏っている人で、具体的にはお金の管理や生活の管理などがなかなかできません。若いころだけでなく、40台になったいまもそのような状態であるということを、私が知ったのは2年前くらい。いや、1年前くらいかな。

親からもSOSがあり、この間、話を聞いたり助言したりしていたのですが、たいして状況は改善しないまま日が過ぎ・・・そうこうしているうちに、弟はとある病気になって入院してしまったというわけです。

幸いにも、入院してからの処置により、数値は大きく改善され、このままなら1週間後には退院できそうですが、この際、めちゃめちゃになってしまった部屋やお金やなんやかんやを全部リセットして、いちから立て直す計画を進めようと思っています。

これまで本人には言ってきましたが、部屋の片づけ一つとっても強制的にはできないなと思っていたので、介入のよいチャンスです。

私たちきょうだいは、親も共働きで忙しく、いわば家庭で片付けや掃除の方法、身支度や時間管理の方法を教わらず社会に飛び込みました。私は苦労して一つひとつ身につけてきましたが、弟はもともとの気質もあるのか、そのまま大人になっています。

なんとか、彼が身の丈で働きながら好きな趣味も楽しみながら生活できるよう、立て直しを応援していきたいと思いますが、うまくいくかなあ。

とりあえず、今月中にはいまの高いマンションを出て、もう少し安いアパートに引っ越す計画を進めます。6つ下の弟にも協力をお願いしたので、とにかく総出でやってみるしかない!